2021年度・立正地理学会第51回講演会
熊谷例会学術講演(地理学科と共催)
テーマ:アフリカ農村で豊かさと地域開発について考える
講演者:原 将也 氏(神戸大学大学院人間発達環境学研究科)
日 時:2021年6月1日(火) 14:30~15:30(予定)
方 法:Zoomを使用した同時双方向講義
担 当:鈴木厚志、貝沼恵美、深瀬浩三(集会委員会)
講演会報告:
2021年6月1日(火)、Zoomを使用したオンライン講義にて第51回講演会が、立正地理学会2021年度熊谷例会シンポジウムとして開催された。演者は、神戸大学助教の原将也会員で、演題は「アフリカ農村で豊かさと地域開発について考える」であった。講演内容は、原氏の調査報告を交えながらアフリカ・ザンビアの実情についてであった。アフリカの農村における人々の生活と環境について、知識を深めることができた。
当日の講演は、学修の基礎Ⅰの講義として共催された。講演後には参加者からの質問が多くあり、非常に実りある講演会であった。参加者にとって収穫の多い講演をしてくださった原会員にこの場を借りて心より御礼申し上げます。
(佐藤寛輝会員)
2020年度・立正地理学会第50回講演会
松井秀郎教授最終講義(地理学科と共催)
テーマ:地域研究について
講演者:松井 秀郎 会員(立正大学地球環境科学部地理学科教授)
日 時:2021年1月26日(火)16時10分〜17時40分
方 法:Zoomを使用した同時双方向講義
担 当:立正大学地理学教室、立正地理学会集会委員会
講演会報告:
2021年1月26日(火)、Zoomを使用したオンライン講義にて第50回講演会が開催された。演者は立正地理学会前会長、立正大学地球環境科学部地理学科教授の松井秀郎氏で、演題は「地域研究について」であった。講演内容は、「立正の地理」の伝統に重きをおいた、「地域」を重要視する地理学や地域研究の姿勢についてであった。
当日の講演は、松井先生の最終講義であり、立正大学地球環境科学部地理学科教員として長年に渡り奉職されてきた松井先生の意思を、我々後進一同はもとより、多くの学生に「立正の地理」の伝統がまた新たに植え付けられたのではないかと思う。講演後には参加者からの質問が多くあり、非常に実りある講演会であった。参加者にとって収穫の多い講演をしてくださった松井先生にこの場を借りて御礼申し上げます。
(岩谷恭弥会員)
2019年度・立正地理学会第49回講演会
(立正地理学会秋季例会基調講演)
テーマ:大阪の地理的位置とその歴史的展開・地域的特性
講演者:髙山 正樹 氏(大阪大学名誉教授)
日 時:11月30日(土) 13時30分〜16時45分
場 所:大阪産業大学サテライトキャンパス(大阪市北区梅田113大阪駅前第3ビル19階)
担 当:鈴木厚志、貝沼恵美、岩谷恭弥(集会委員会)
講演会報告:
2019年11月30日(土)、大阪産業大学梅田サテライトキャンパスにて第49回講演会が開催された。今回の演者は大阪大学名誉教授の髙山正樹氏で、演題は「大阪の地理的位置とその歴史的展開・地域的特性」であった。講演内容は、水にちなんだ自然の特徴や地名、古代から現代に至る歴史的背景などの観点から大阪の成り立ちや発展についてであった。いかにして現在の「大阪」が形成されてきたのかというストーリーを学ぶことができ、また自然的な条件が都市の発展に重要であることを再認識することができた。
当日の講演は、立正地理学会2019年度秋季例会シンポジウムの基調講演であり、この話題提供をもとに各発表者の大阪に関する研究の報告がなされた。講演後には参加者からの質問が多くあり、非常に実りある講演会であった。参加者にとって収穫の多い講演をしてくださった髙山先生にこの場を借りて御礼申し上げます。
(岩谷恭弥会員)